1. 狙うのは「一撃」ではなく「継続」
これまで金や仮想通貨のFX取引について書いてきましたが、そこでの目的は常に「価格の差(キャピタルゲイン)」を抜くことでした。
安く買って高く売る。
その一瞬の判断にすべてを賭ける。
しかし、今の私のメインは違います。
狙っているのは、企業が商売をして得た利益を分けてもらう「配当」です。
「一発当ててやろう」というギラついた感覚を捨て、自分が信じた企業に資金を預け、そこからじわじわと利益が還元されるのを待つ。この「待ちの姿勢」こそが、今の私の投資の正体です。
2. 副産物としての「おまけ」
実は、私が保有している株の中には、配当以外に「優待」という形でポイントや品物が届くものもあります。 私の選ぶ基準は、その企業が安定して稼いでいるか、配当を出し続けてくれるか、という一点にありますが、株主優待という副産物までついてくることがあります。
例えばNTTの継続保有で付与されるdポイントのように、生活のインフラと紐付いた還元は、日常のちょっとした支払いを助けてくれます。 条件の付いているものも多いですが、結果として「ああ、自分の資産が仕事をしてくれているな」と実感させてくれる、ささやかな装置にはなっています。
3. 画面の外に広がる「投資の現実」
FXをやっていた頃の利益は、どこまでも「画面の中の数字」でした。利益が出ても、また次のトレードの資金に消える。数字が回っているだけで、自分の生活が良くなっている実感は乏しかった。
高配当株投資に変えてから、配当金(や、たまたま付いてくる優待)という形で利益が「画面の外」に出てくるようになりました。それは数百円、数千円という小さな単位かもしれません。でも、そのお金で明日のコーヒーを買える、スマホ代を少し安くできる。その「生活に直結する実感」が、今の私を冷静にさせてくれています。
4. 結論:淡々と、自分の生活を強くする
「投資で人生を変える」なんて大それたことは、今はもう言いません。
ただ、自分が働いて稼ぐお金とは別に、自分の資産が稼いできてくれるお金がある。
その事実が、少しずつ私の家計を、そして心の土台を強くしてくれています。
誰かと比べる必要もないし、市場の荒波にパニックになる必要もない。
自分が選んだ企業の成長を、配当という形で受け取りながら見守る。
明日もまた、浮足立つことなく、自分の生活を自分の手で整えていく。その積み重ねの先にこそ、私が求めていた本当の安定があると思います。

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