さて今回は、前回の記事【節約の限界】北海道2月の固定費が絶望的すぎた件でチラッとお話ししました、月々1,500円もしれっと引かれていた「故障紛失保障」。
こちらについて、詳しく考察していこうと思います!
iPhoneを購入したあの日の私は、そのウキウキから大切にしようという思いからもし画面がバキバキになったという甘い(恐ろしい)囁きに負け、吸い込まれるように契約のチェックボックスをオンにしました。しかし、1円すらも削るために家の中でボード用ウェアを着て震えていた私からすれば、この「1500円」はもはや無視できない強大な壁、そのものに見えます。
今日は、この「安心料」という名の固定費が、果たして本当に今の私に必要なのか。それとも、単なる企業への寄付に過ぎないのか。徹底的に解剖・仕分けしていきます。
1. 「月1500円」を年単位で可視化する恐怖
月々1500円。スマホ代と一緒に引き落とされると、なんだか「ランチ一回分だし、いっか」という思考停止に陥りやすいのがこの料金の罠です。しかし、これを「年単位」「数年単位」で可視化してみると、その景色は一変します。
- 1ヶ月:1,500円
- 1年:18,000円(回らないお寿司に行ける!)
- 2年:36,000円(高級な冬用アウターが買える!)
- 4年:72,000円(格安スマホなら新品が買える!)
4年も払い続ければ、ミドルレンジのスマホが1台買えてしまう金額です。
私は今、まだ見ぬ「もしも」という幻影のために、これほどの大金を楽天(ひいては保険会社)に捧げ続けているわけです。これって、節約ブロガーとして、そして倹約家を目指す身として、戦略的にどうなの?と自問自答せざるを得ません。
2. 私の「スマホ事故歴」とリスク管理の再定義
ここで一度、皆さんも自分の胸に手を当てて考えてみてください。過去5年、10年で、スマホを紛失したり、画面を修理不能なほどバキバキに割ったりしたことが何度ありますか?
私の場合はどうでしょう
- 画面はフィルムにより保護
- 本体はケースにて保護
- 寝る時以外は肌身離さず持っているから、失くすはずがない。
- 過去にケースをつけていないときに落としまくりバキバキフォンを作成した経験あり
過去、バキバキフォンを作成しどうにかならないのだろうかと考えたこともありましたが、私の不注意によるもの、常に保護していればあの惨事はないものだったはずです。
これから3年以上一度も自己ることなく支払っていくことになれば、私は3万円近い「何も起きていないことに対する対価」を支払っていくことになります。これは、宝くじを買うのとは真逆の、いわば「不幸が起きないことに全賭けしているギャンブル」のようなものです。
3. 楽天モバイルの保障、その「不都合な真実」
「保障に入っているから、壊れてもタダで直せる」と思っている方がいたら、それは大きな勘違いです。 楽天モバイルの保障には、実際の手続き時に「自己負担金」という、いわば「追い金」が発生します。
「毎月の1500円を払っている上に、いざ壊れたらさらに数千円〜1万円以上の支払いが待っている」。
…これ、冷静に考えて「保障」と言えるのでしょうか?
それならば、毎月の1500円を自分専用の「スマホ修理積立金」として、別のネット銀行口座や、それこそ新NISAの成長投資枠でインデックスファンドでも買っておいた方が、よっぽど合理的ではないでしょうか。壊れなければそのお金は運用益とともに全部自分のものです。
壊れた時だけ、その「自分の資産」から支払えばいい。企業の利益に貢献するのではなく、自分の資産を自分で守る。これこそが真の家計管理だと私は思うのです。
4. 葛藤の正体:最新iPhone「超得プログラム」という呪縛
ここで私の足を止めていたのは、楽天モバイルの「買い替え超得プログラム」という仕組みでした。2年後に本体を返却すれば残りの支払いが不要になるというこのプラン、返却時に画面が割れていると数万円の故障費用を請求されるため、「だから保障が必要なんだ」と思い込んでいたんです。
しかし、ここで冷静に自分の未来をシミュレーションしてみました。
「……そもそも私、このiPhone、返却するつもりないよね?」
そうなんです。私はこの端末を、プログラムを使ってお得に手に入れつつも、最終的には自分のものとして使い倒す、あるいは買い取るつもりでいます。
返却しないのであれば、楽天モバイルに「綺麗な状態で返さなきゃ!」と怯える必要はどこにもありません。
それなのに、返却時のペナルティを恐れて月1500円を払い続けるのは、もはや「存在しないリスク」に怯えてお守りを買い続けているようなもの。
返却しない私にとって、この1500円は100%純粋な「掛け捨て」であり、家計を圧迫するだけの贅肉でしかなかったのです。
5. 結論:3月、私は「安心」という名の依存を卒業する
この記事を書きながら、私の心は固まりました。
「不安」にお金を払うのではなく、「自分の注意深さ」という実績にお金を預ける。
もし今月、この保障を解約したとしたら、その浮いたお金で、まずはあのお腹を壊さないための「腹巻き」か、あるいは「少しだけ温かいお湯」を使える心の余裕を買いたいと思います。
皆さんも、なんとなく入っているスマホのオプション、今すぐ明細を開いて確認してみてください。その1500円の積み重ねが、将来の大きな資産に変わるか、誰かの利益に消えるか。その鍵は、今あなたの指先にあります。

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